村井晶奈さん|〝旅行好き〟を魅了する、エクスペディアの社風

33か国で展開する世界最大級のオンライン旅行会社『エクスペディア』の日本語サイト『エクスペディア・ジャパン』。村井晶奈さんは同社でマーケティング兼広報のマネージャーを務めています。仕事と生活の両方を更に充実させる企業選びと、効率アップのための仕事術について、ご自身の考え方を伺いました。


転職理由の第一は「旅行が何よりも好きだから」

転職先にこの会社を選んだのは、どのような思いからでしょうか?

もともと旅行が好きで 前職で働いていた時も『エクスペディア』のヘビーユーザーでした。なので、転職するならどこだろうと考えた際に、真っ先に思い浮かんだのが『エクスペディア』でした。

好きなことを仕事にするのはそう簡単ではないと思いますが、そういった転職を志す方へアドバイスをお願いします。また、それを実現するためにどのようなことがポイントになったと思われますか?

私のように趣味を仕事に直結させる必要はないと思いますが、好きなことを仕事にするには、自分が何をしたら楽しいかをはっきりさせておくほうがいいのではないでしょうか。自分がワクワクすること、その気持ちに素直に従って仕事を選んだほうが、後悔しないと思います。

確かに、好きなことが仕事になったのは幸せです。旅行のことを話すのは自分にとって楽しいことしかないので、それがとても大きなパワーになっています。

エクスペディアの広報やマーケティングでは、旅行の楽しさを伝えていくことも大事な仕事の一つです。旅行好きであることは、今の仕事をするうえで、私自身の強みになっていると思います。

仕事をしながら旅行気分に浸れるオフィス

バツグンのロケーションに解放感たっぷりのオフィス、とても魅力的です。居心地はいかがですか?

最高です。近くに高い建物がないので見晴らしがよく、オフィスを一周すると東京がすべて見えます。海外支社の人間は大喜びしますね(笑)

オフィスは旅行がテーマで、至る所に旅行会社ならではのデザインや工夫が施されています。エクスペディアらしい、遊び心で溢れている空間です。

オフィスにいながら世界を旅する気分が味わえて楽しく仕事ができるだけでなく、エクスペディアでは「働きやすさ」にも力を入れています。従業員にやさしい制度が整っていますよ。

働きやすさを重視して従業員がイキイキと働く制度を整備

具体的にどのような制度があるのでしょうか?

旅行会社らしいのは旅行補助金制度です。社員にも旅行を推奨しており、勤続年数に応じてプライベートの旅行に年間最高約8万円の補助金が支給されます。もちろん私も、上限まで活用しています。

また、常にアクティブに、という社風を体現しているのがフィットネス補助金です。ワークアウトやスポーツ活動への支援として、ジムの費用や自転車、トレーニング用品などの購入に補助金が出ます。

その他、充実していると思うのは、仕事中の飲み物とお菓子。種類豊富な自動販売機とコーヒーマシンがあり、すべて無料です。もちろんお客様も、お好きなものを選んでいただけます。

お菓子は、会社から支給されるものの他に、社員が旅行のお土産を置く場所があって、世界中の珍しいお菓子がいろいろ。おやつの宝庫です(笑)

毎回参加率の高い社内イベントも開催されています。月1回、社内のフリースペースで、会社が用意したお酒や食事が振舞われるパーティ「ハッピーアワー」は、普段まったく違う仕事をしている者同士が交流できる、とてもいい機会になっています。

ファミリーデーは年1回、家族が職場を訪問する日です。子供たちがお父さんやお母さんの働く姿を見たり、子供のためのイベントが開かれたり。家族同士の交流の場にもなります。

女性のための制度も整っていますか?

当社は働く母親が多く、子育て中もきちんとキャリアを築くことができます。特に女性にフォーカスした制度はありませんが、それは、女性だけでなく男性にも家族をサポートできる仕組みがあるからなのです。

母親でも父親でも、子供の容態が悪い場合など、状態に合わせて勤務時間をずらしたり、在宅勤務にしたりすることが可能です。もちろん自分自身の体調が悪い時も同様です。自分の仕事をしっかりとこなせていれば、状況に合わせて仕事の仕方を選べる仕組みが整っています。

ネガティブな状況からは早急に脱出する努力を

人生で大切にしているのは、どのようなことですか?

常に「今が一番楽しい」という状態でいたいと思っています。自分にイヤな事が起きることももちろんありますが、ネガティブな状況がすごく苦手で。「あの時はよかった」と思いたくないので、そういう状態から脱出するためなら、努力を惜しみません。

また、若い頃に比べて時間が自由に使えるようになったので、たくさん旅行をしたり、その旅行をより楽しくするためにスペイン語教室に通ったり、趣味のテニスを楽しんだり。「今が一番楽しい」「今の自分が一番充実している」と思えることを常に追求するようにしています。

次の目標を聞かせてください。

毎日を常に新鮮に、楽しくありたい、という気持ちがすごく強くて。そんな中で一つ実現できたらいいなと思っているのが、海外で生活することです。小さい頃住んでいた経験はありますが、それ以降ずっと日本に住んでいますので。

日本とは違う文化に、生活しながら触れていくような人生が送れたらいいなと思っています。