自分の働き方に自信をもち、次の世代に新しいバトンを渡す

株式会社ライフ&ワークス | 田中弥生/畑山翔子

子育て中のコンサルタント職の女性を、柔軟な勤務体系で正社員として受け入れる株式会社ライフ&ワークス。家事や育児、介護などでフルタイムの勤務が難しい場合は、時短勤務や週4日勤務を認めています。専門コンサルタントとして働く田中弥生さん、畑山翔子さんはライフステージの変化に合わせて、その時々にあった働き方を自ら創り出してきました。「子育て中であっても自身の評価を下げず、自分が決めた働き方に自信をもってほしい」と、全ての働く女性に向けてエールをおくります。

培ってきた専門知識を活かせる仕事を選ぶ

畑山さん:弊社はドイツのソフトウェア会社「SAP」が提供するサービスを活用し、さまざまな企業様の課題を解決するコンサルティングを専門に手掛けています。コンサルティングに従事する社員は全員「SAPコンサルタント」認定資格を取得しています。社内で最も特徴的なのは、月間の実働日数や実働時間、仕事量を本人が決められること。私も2019年1月に入社以降、上司やまわりの社員と相談しながら、仕事内容や勤務時間の変更について柔軟に対応いただいています。1歳半の娘が急に体調を崩すこともあり、子育て中には予測できない事態が多々起こりますが社員としてだけでなく、個人としても尊重してもらえる職場の環境はとてもありがたいですね。私のような時短のコンサルタントでも気兼ねなく働けています。

田中さん:大学を卒業した後はIT企業に勤めたり、結婚を機に海外でフリーランスとして働いたり、専業主婦をしたりと、ライフステージが変わる度に様々な職種や働き方を経験しました。そのなかで感じたのは、結婚や出産、そして子育てで一度退職した女性の復職はとてもハードルが高いということ。在宅勤務や時短勤務、リモートワーク可という仕事もまだまだ少ないのが実情です。私自身も2人の子供を育てていますので、まさか自分が再びITの世界に戻れるとは思いもしませんでした。女性の場合、例えプロフェッショナルなスキルをもっていたとしても、育児や家庭との両立を考えてアルバイトやパートとして働く方も多いと思います。私も復職を考えた当初は派遣の仕事を探していましたが、ご縁があり、専門知識を活かせる正社員として弊社で働くことができました。今後は女性自身のスキルアップのためにも、これまでに築き上げたキャリアを活かして復職できる女性が増えてほしいなと思います。

自ら決めた働き方に自信をもつ

田中さん:「一社員としてだけでなく、母としても色々なことをしたい」という思いから、1日の仕事時間を短縮して働いています。時短勤務だとまわりの社員が働いている最中に退社する場合もありますが、大事にしているのは自分の働き方に自信をもつことです。次の世代も心置きなく時短などの働き方を選択できるように、自分が決めた働き方を徹底し、勤務時間が短い分集中してパフォーマンスをあげるよう心がけています。一方で、この働き方を当たり前とは思わず、会社や周囲の理解とサポートがあってこそという気持ちも大事にして、感謝と努力、謙虚な気持ちを忘れずにやっていきたいと思っています。長い時間働くことだけが最善の選択肢ではありません。子供と過ごせる時間は限られていますので、家族と同じ生活リズムにすることで、少しでも一緒にいられる時間を確保するようにしています。

畑山さん:「子育て中だから」「介護中だから」といった家庭内のプライベートな事情で、自分自身の評価を下げる必要はないと思います。私は小学生から高校生にかけてインドで生活を送っていたのですが、バリバリと仕事に集中して働く人もいれば、子供をおんぶしながら子育てついでに働く人もいて、必ずしも「この働き方が唯一無二の正解」というのは無いのだと感じました。日本でも、特にここ数年は個人個人のライフステージや環境によって多種多様な働き方が広まってきているように感じています。無理なく働ける場所が必ずありますので、気負い過ぎずに自分に合った働き方ができる機会を探してほしいです。

新しい働き方は自分たちの手で創り出す

畑山さん:弊社は2019年9月から在宅勤務制度を導入します。「子供の長期休暇に合わせて長期リモートしたい」と思っていましたので、私自身もいずれかのタイミングでフルリモートにも挑戦してみたいですね。仕事と家庭の両立でストレスがたまることもありますが、そんな時はランチタイムを楽しむなどして、自分が心地よく働けるように息抜きも大切にしています。子育てにはとにかく体力が必要です。休める時は徹底的に休み、オンとオフの切り替えをうまく使っていきたいと思います。主人は家事にもとても積極的で、「家事はできる人ができるタイミングでやろう」とお互いに決め、多少部屋が散らかっていてもOKとしています。そのため、平日は家事の手をとことん抜いて、その分仕事と育児を頑張っています。それぞれの家庭や個人にあった働き方、そして生き方を選べる社会になれば良いなと思います。

田中さん:子育てをしていると「子供の習い事の送り迎えの時間だけ、仕事の席を離れたい」というタイミングがあります。そんな時に在宅勤務が使えたら大変ありがたいですね。私は社会人になってからカナダに留学したり、韓国籍の夫とともに韓国で暮らしながら働いたりと、その時々の環境に合わせて生活リズムを変えてきました。しかし一貫していたのは「仕事は続けたい」という想いを持ち続けていたことです。この先家族の体調が悪くなったり、夫が働けなくなってしまったりした場合にも備えて、自分もしっかりと仕事に向き合っていきたいと思います。

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