女が惚れる女の特徴は〇〇な人?ワタシ流の”かっこいい”への近づき方

 「女が惚れるかっこいい女」と聞くと、どのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。仕事をバリバリこなし、同僚たちからの人望も厚く、ネイルのお手入れまで抜け目がないほどに、外見もすてき。家庭と仕事の両立もうまくできていて、子どもたちへの食育にも熱心。平日あれほど働いて疲れているはずなのに、休日だってアクティブに動いて、そのパワーはどこから沸いてくるの!?と、もはや、すべてにおいてパーフェクト。神の域。……そんな人います?わたし、そんな完璧になれる??

最初から完璧にやろうとなんてしなくていい。まずはできることから変えてみましょう。ワタシ流のかっこいい女、目指しませんか?

女性にかっこいいと思われることの意義

「かっこいい」ってきっと本来、男の人に使われる言葉。けれど、女性に対してのほめ言葉としても違和感なく使われていますよね。「かわいい」「きれい」「美人」「おしゃれ」「気がきく」「頼りになる」そんな女性から女性にむけた褒め言葉のなかで、「かっこいい」って、ちょっと特殊なポジションにあるように思います。

それは「トータル的な評価」であること。「かわいい」や「きれい」よりも、トータルバランスを求められるものだと、そう思いませんか?

ただ、見た目がボーイッシュなだけでも「かっこいい」という想いは発動しません。見た目もすてき(たとえ美人じゃなくても、清潔感があって、自分に似合うオシャレをわかっている!)、中身もすてき! 仕事も家庭もライフスタイルもすてき! そうしてようやく「かっこいい」の称号をゲットできるのです。

そうです。同性に「かっこいい」と思われることは「ぜーんぶひっくるめて、女性としてすてき!」ということに他ならないのです。同僚であり、妻であり、母であり、と多くの肩書きをもつ、働く女性にとって「カッコイイ」というのは最高の勲章かもしれませんね。

かっこいい女性の特徴

イメージを具体的にするため芸能人で例えてみると、かっこいい女性って誰が思い浮かぶでしょうか。

私自身は、ぱっと思い浮かぶのは、天海祐希さんでしょうか。あとは、ライフスタイルと仕事をバランスよく両立し、圧倒的な美しさを誇る長谷川潤さん。そして私自身が神奈川県横浜市の出身なこともあり横浜市長の林文子さん。フォルクスワーゲン東京の社長や、ダイエーの社長の経験の後に、横浜市長に転身され、「有言実行で次々と目標を達成されているパワフルな姿がかっこいいな」と憧れを抱いています。

2017年11月に行われたオリコン・モニターリサーチによると、「女性が選ぶ理想の“オトナ女子” 」ランキングでは以下のように発表されています。

1位:石田ゆり子(↑圏外)
2位:天海祐希(↓1位)
3位:吉瀬美智子(↑6位)
4位:井川遥(↑圏外)
5位:篠原涼子(↓2位)
6位:米倉涼子(↑圏外)
7位:安室奈美恵(→7位)
8位:吉田羊(↓5位)
9位:松嶋菜々子(→9位)
10位:小泉今日子(↓3位)
※()内は2016年調査との比較

1位は石田ゆり子さん。2017年に大ヒットしたドラマで、かっこよく、そしてリアルな働く40代女性を演じた姿がすてきだったからでしょうか。見た目のかわいらしさと、芯の強さが垣間見えるギャップが魅力的です。2位の天海祐希さんは不動の人気ですね。また自身のスタイルを貫き通し、昨年引退を発表した安室奈美恵さんも7位にランクインしています。

10位のうち、お子さんのいるママは5人。そして共通する特徴は、「芯がある」「自分らしさがある」ゆえの、「かっこよさ」のように感じます。

かっこいい女性に近づくために必要なこと

自分らしいカッコよさを見つける鍵は「自分らしい生きざまを見つけること」です。

誰だってかっこいい女性になりたい。その思いはあります。まずは自分の良いところに磨きをかけて、よりキラキラと輝くように育ててゆく。完成形でなくてもよい、自分なりの努力で、その生きざまを重ねていく姿が「かっこいい」のではないかと私は考えています。 私が私らしくいるために、私ってどんなんだろう?と、考えて考えて。考え抜いてつきつめてみると、次第に理想の答えが見つかっていきます。

そうは言ってもそんなに簡単じゃありませんよね。だからこそバランスのとれた女性に憧れ、かっこいいと羨望の眼差しをおくってしまうものです。

かくゆう私もかっこいい女性になりたい!と鼻息あらくするも、迷子になってばかり。絶賛試行錯誤中の母です。長男と3歳差で今年4歳になる次男を出産した私はこの7年間、常に毎日が戦争状態でした。「こうありたい!」なんて考える余裕もなく、気づけば生活に流されるまま、片肘どころか両肘はって2児合わせて30kg以上の子どもを両手に抱えて、髪振り乱す生活。アイデンティティなんてこっぱみじんに崩壊して、いまや、ただの砂の山です。「私なりのかっこいいなんて程遠い」と、そんな風に思っていました。

昔は、「やってできないことはない」と根拠のない自信に満ちあふれていて、きれいな格好をして、好きな仕事をして、いつもフラットな気持ちで職場に居て、そんな自分が好きだったのに。 けれど崩壊してみて、身ぐるみ全部はがされて初めて、それってやはり「余裕があったからできたこと」だということに、気づかされました。

そこから自分のなりたい姿になるためには、強い意志と、明確な目標を設定することが必要だと認識することができました。 いま、「アイデンティティー、再構築のとき!」と自分と向き合う時間を意図的にもつようにしています。

具体的には、まずは紙になりたい自分を書き出して、今の自分と目標とする自分とのギャップを痛感します。そしてその痛みをバネに、理想の自分に到達するために何をどうすればよいかを期間を決めて書き出します。私は手帳に「今年中に達成すること」を書き出しました。書き出すことで冷静に、何からするべきかがはっきりみえ、優先順位を比較検討しながら考えることができるのです。

まとめ

かっこいい女性がまとうオーラは自信の現れでもあります。内面から湧き出る自信は女性を美しくドレスアップします。どんな華やかな服を着て、仕事を誰より早く正確にこなしていても、下がった口角で他人の悪口や不満ばかり言っていたら、美しく、かっこよく見えるはずなんてありません。夫や上司に向けた愚痴も、積もり積もれば、悪口になります。私は「美しく」いるために、愚痴を辞めることからはじめました。(たまには出てしまいますけれど……。)

かっこいい女性になるために。まずは、目標に向かってひとつ前進してみましょうか。大きな一歩でなくてもいい、辞めたいと思っていた嫌な習慣をひとつ減らすところから始めてみるのもおすすめです。

参考:

・オリコン・モニターリサーチ:https://www.oricon.co.jp/special/50447/