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泉岳寺『義士祭』歴史とにぎわいを味わえる子連れおでかけスポット

親子で楽しむ冬の恒例行事
泉岳寺『義士祭』歴史とにぎわいを味わえる子連れおでかけスポット

「家族で一緒に学べるおでかけをしたい」「季節のイベントにも触れたい」と思いながら、気づけば週末は近所の公園で終わってしまう…そんな子育て世代のみなさんへ。

港区には、小さな子どもと一緒でも気軽に楽しめる“歴史イベント”があるのをご存じでしょうか？

12月に泉岳寺で開催される『義士祭』は、赤穂義士ゆかりの寺として知られる泉岳寺で毎年行われる大人気イベント。アクセスしやすく、屋台も多数、さらに歴史にも触れられるため、親子でのおでかけにぴったりです。

駅から徒歩3分という近さに加え、おむつ替えスペースが駅前に2か所あるため、小さなお子さん連れでも安心して参加できます。今回は、そんな義士祭の魅力と、子どもと楽しむポイントをたっぷりご紹介します。

義士祭とは？
〜赤穂浪士ゆかりの歴史に触れる冬の恒例行事〜

義士祭は、浅野内匠頭とその家臣・赤穂義士（四十七士）の忠義をしのぶため、毎年12月14日に泉岳寺で行われる追悼行事です。
彼らが討ち入りを果たした日であり、その志を語り継ぐ象徴的な一日として親しまれています。

ここ泉岳寺は、兵庫県赤穂市を治めていた浅野家の菩提寺で、浅野内匠頭と赤穂義士が眠るゆかりの地です。
そのため、赤穂の物語が東京で今も受け継がれている場所として、歴史好きにも人気があります。

物語の背景には「赤穂事件」と呼ばれる出来事があります。
1701年、浅野内匠頭が江戸城・松の廊下で吉良上野介に刃傷に及び、その日のうちに切腹・赤穂藩取りつぶしに。
家臣たちは主君の無念を晴らすため江戸に潜伏し、1702年12月14日に吉良邸へ討ち入りを果たしました。
その後、義士たちは全員切腹を命じられ、泉岳寺に葬られます。

義士祭の日は、境内の墓前を多くの参拝客が訪れ、露店が並ぶにぎやかな雰囲気に。
甲冑や裃姿で街を練り歩く「義士行列」は見どころのひとつで、親子でも歴史を楽しめる冬の恒例行事です。

（出典）赤穂義士祭｜催し｜曹洞宗江戸三ヶ寺萬松山泉岳寺、泉岳寺ＨＰ、https://sengakuji.or.jp/event/akougishi.html

子連れにやさしいポイント

・駅から徒歩3分！近くて歩きやすい
都営浅草線「泉岳寺駅」から本当に近く、小さな子どもでも無理なく歩ける距離です。

・おむつ替えスポットが駅前に2か所
駅前におむつ替えスペースがあり、急なトラブルでも安心。

・屋台多数！食べ歩きも楽しめる
からあげ、たこ焼き、ベビーカステラなど、子どもが喜ぶ屋台がたくさん並びます。

・歴史に触れる“学び”の機会になる
お墓参りでは、赤穂浪士の名前を一緒に見たり、お線香をあげたりでき、自然と歴史に触れるきっかけに。

・ベビーカーでも行ける
行列の時間帯だけ混雑しますが、平坦な道が多く基本的にはベビーカーでも散策可能です。

当日の楽しみ方
〜子どもも大人もワクワクできる、見どころが盛りだくさん〜

・義士パレード（義士行列）
鎧や着物姿の行列が泉岳寺周辺を練り歩く、大人気イベント！
子どもは目を輝かせて見入ること間違いなし。

・境内の屋台めぐり
境内や周辺には、たくさんの屋台がずらり。
寒い日は温かい甘酒や豚汁もおすすめ。

・赤穂浪士のお墓参り
47士のお墓が整然と並ぶエリアでは、歴史に触れながら静かな時間も。
「どうしてみんなでここにいるの？」と親子の会話も広がります。

アクセス＆基本情報

所在地：〒108-0074 東京都港区高輪2-11-1 泉岳寺

最寄駅：
・都営浅草線・京急線「泉岳寺駅」A2出口より徒歩3分
・JR「高輪ゲートウェイ駅（北改札）」から徒歩5分
北改札を出て、正面のビル「The LINK PILLAR 1 NORTH」前のロータリーを右手に進みます。エスカレーターを下り、「泉岳寺辻広場」を通過して横断歩道を渡って直進した先にお寺があります。

（詳しくはこちら：https://sengakuji.or.jp/access/）

開催時期： 2025年12月12日(金)～14日(日)
参拝時間：
7:00～18:00（12⽉12日(金)、13日(土)）
7:00～20:00（12⽉14日(日)）
12⽉12日(金)、13日(土)
義士記念館拝観時間：
9:00～18:00（12⽉12日(金)、13日(土)）
9:00～20:00（12⽉14日(日)）

授乳・おむつ替え：
駅前におむつ替え可能施設が2か所あり
（※当日の混雑状況により利用できない場合があります）