差はなんと74万円?主婦が正社員になるメリットとおすすめ転職サイト3選

結婚や出産を機に主婦を続けてきた人であれば

「自分でも正社員になれるかな」
「今さら正社員として働けるかな」

と心配になる気持ちはあって当然です。正社員として働き始めればこれまで通り旦那の帰りを待つことができず、子持ちの家庭であれば育児に支障が出るかもしれません。

それでも長期的に見れば正社員になるメリットは数多くあります。今回は主婦や産休・育休中で今後のキャリアを迷っているあなたに、知っておいてほしい正社員になるメリット・デメリットとおすすめの転職サイトについてご紹介します。

子持ち女性の正社員割合が低いわけ

エン・ジャパン株式会社のアンケート※1 によると、子を持つ女性の中で正社員に限らず「仕事をしている」と答えた人の割合は52%であるのに対し、正社員として働いている割合は8%となっています。

なぜ母や主婦になると正社員として働く割合は減っていくのでしょうか。実際に働いている多くの女性が時間や家庭、子供に対する想いから正社員ではなく、パートやアルバイトとして就業しています。

しかし正社員として就業することは長期的に見るとかなりメリットがあるのも事実です。主婦が正社員になるデメリットとメリットをそれぞれ見ていきましょう。

知っておくべき主婦が正社員として働くデメリット

1.自由に使える時間がなくなる

正社員になると主婦であった時に比べて時間の制約を受けることになります。仮に都市部で始業が9:00の企業に勤務すれば満員電車への乗車は避けられなくなります。雪が降る地方に住んでいれば、積雪による朝の車の大渋滞にはまることも決して珍しくありません。自分で時間を選択できなくなるのが正社員になるということです。

買い物やお出かけも人が大勢いる土日でしか行けなくなる可能性も高くなります。逆に生活のリズムは旦那さんと合うようになり、家族が一緒にいる過ごす時間も増えたという家庭もあるようです。

2.急な対応ができない

子持ちの家庭であれば急な発熱によって休まなくてはいけないこともありますよね。ただ正社員になるとなかなかすぐに休むということができなくなります。

親族が近くにいて頼ることができれば一番安心ですが、ベビーシッターを利用することも考えてみてください。いざという時のために、緊急時の対応については会社や家族に伝えておいた方が良いでしょう。

3.ストレスなど精神的にダメージを受ける

主婦から正社員になると、身体的、心理的なダメージをいたるところで受けることになります。これまでよりも短い時間の中でこれまで同様に家事と育児を行わなければいけない時間に追われるプレッシャーは相当にストレスを感じることになります。

また仕事でも順調にいくことばかりではなく、人間関係の悩みを多くなるでしょう。特に初期はなれない生活のリズムにストレスを感じることも少なくないため、徐々に慣れていくことが必要です。

では主婦だった人が正社員になる転職はどのような点に注意する必要があるのでしょうか。転職サイトを見る前に正社員になるに当たってチェックしておくべき「求人の見方」についてご紹介していきます。

外せない 主婦が正社員として働くメリット4つ

1.家計を助ける

正社員になるメリットとして主婦の稼ぎも多く発生するため家計の足しにすることができます。

足しというとパートやアルバイトでも良いように感じますが、平成29年賃金構造基本統計調査の年収別実績にすると、
女性正社員・正職員:2,636,000円
正社員・正職員以外:1,897,000円
と74万円ほどの差があります。

もちろん日本の企業はある程度年功序列であることを考えると正社員はここから右肩上がりに給料が上昇していきますが、正社員以外はむしろ下降していきます。

子供が大きくなれば将来的にお金は必要になってきます。今は幼い子供も大きくなれば私立の大学に行くことを望むかもしれません。私立の大学に4年間通えばおよそ1,000万円、小学校から全て私立の学校に通えば3,000万円かかるとも言われています。

逆にいうとパートやアルバイトよりも正社員として働いていれば、お金が必要な時にお金の心配をせずにすみます。ボーナスがあれば普段は買えない自分へのご褒美や子供へのプレゼントも買えるかもしれませんね。

2.正社員だから使用できる福利厚生

一人目を出産して二人目の出産も将来的に考えているのであればむしろ正社員になることはおすすめです。

パートとして勤めている場合、出産するとなれば仕事を続けていくことは難しいかもしれませんが、産休・育休を取得できる正社員であれば継続的に仕事を続けていくことができます。

また最近では家族の誕生日に特別休暇や祝金の支給を行っている会社もあるため、これから2人目を考えているからこそ正社員として雇用されることにはメリットがあるのです。

3.キャリアップが見込める

正社員に限らず仕事をしていればお金の報酬だけではなく、「やりがい」という報酬を受け取ることも長く勤めるには必要な要素でしょう。

正社員はパート社員やアルバイトに比べると、キャリアップの可能性が高く、かけられる期待も大きくなります。もちろん役職によって給料に反映されることも多いため、正社員になることは一石二鳥と言えるかもしれませんね。

4.社会保険への加入ができる

正社員となることで社会保険への加入ができるようになります。社会保険に加入することによって国民保険よりも医療費の個人の負担額は減るため、得になると言えるでしょう。

パートでも社会保険に加入することはできますが、手取りが少なくなるため決して得とは言えません。また106万円以下の収入であれば被扶養者として保険に加入することができますが、どちらにせよ正社員ほどの収入は見込めません。

求人の見方

数多くの人材紹介企業がネットや紙媒体などで求人をしていますが、表面だけの華々しさに惹かれてはいけません。求人を見る時に次の場合は注意が必要です。

パートからの正社員登用が多い場合

最初にパートとして働き始め、その功績によって正社員登用の可能性があることを明らかにしている企業は数多くあります。パートからの正社員への登用は求職者と企業の双方とって相性や継続性を見る中での判断になるためメリットがあります。

ここで注意すべきはパートからの登用実績が実際に何件あるかということです。仮にこれまで多くの女性が登用されているのであれば信用することができる反面、一件もない場合は途中で退職されているのか、登用の可能性が低いと考えた方が良いかもしれません。

女性の割合が高いことを打ち出している場合

女性の活躍が目立ってきた昨今、企業の採用ブランディングの1つとして女性の割合や働きやすさを謳っている会社は多くあります。

ここで注意すべきは女性の割合に対する昇進率、もしくは経営幹部の女性比率を確認することです。事業上コールセンターの必要性から女性が多く就業している会社である場合などがあります。フラットな社風で昇進の可能性なども検討している場合には経営幹部の女性の割合を見ておいた方が良いでしょう。

賞与や査定のタイミング

企業によっては入社時期からすぐに査定や賞与がある場合は、新入者をカウントしないようにしている企業も多くあります。公正に判断するために一定期間の就業を条件とすることは企業にとっては当然のことです。

ここで注意すべきは賞与などに惹かれて入った場合、入社後に思わぬ誤解があり、賞与をもらえるのが半年以上先になる場合があるということです。こうしたトラブルを未然に防ぐためにも各条件を細かく読み、面接などでは気軽に聞くことをお勧めします。

次に女性に特化したオススメの転職サイトをご紹介します。

オススメの女性向け転職サイト

求人を見る時の注意について話をしてきました。ここでは主婦であるあなたにオススメのサイトを5つご紹介していきます。

女の転職@type

求人企業数は1,000件と正社員を希望する主婦や母向けの案件が転職サイトの中でも非常に多いサイトです。

正社員や正社員への登用可能性がある案件が9割以上なので正社員に少しでも興味がある場合は登録しておいて良いでしょう。また育児と両立ができるように退社時間が明確に決まっている案件や、比較的事務や販売員の案件が多いため、「定時で帰りたい」「決まった仕事の内容を任されたい」という人にはオススメです。

おすすめポイント

  • 正社員を希望する人向けの案件多数
  • 両立がしやすい案件多数
  • 未経験OKな求人多数

LiBzCAREER(リブズキャリア)

学歴はMARCH以上が多数でハイキャリア志向の女性向け求人が豊富な会員制求人サイトです。

実際に案件のレベルも誰もが知る有名企業や、幹部候補など難易度が高いものもあるため、出産前と変わらずキャリア形成のための転職を考えている産休・育休明けの主婦にはオススメです。

おすすめポイント

  • キャリアを作りたい女性向け案件多数
  •  即戦力として期待される企業の案件多数

Wantedly(ウォンテッドリー)

月間200万人が利用する、企業の魅力を十分に知った上で就職活動ができるマッチングサイトです。

登録してオファーを待つだけではなく、気になる企業に上限なくアプローチをかけることができます。最初から面接という形ではなく、「話を聞きたい」とボタンを押すだけでフランクに担当者と話すことができるのも特徴です。各企業のページの更新は各企業の中の人が行っているため、雰囲気や風土を十分に知ってから選考を受けることができます。

おすすめポイント

  • 合っている企業を自分から探すことができ、話を聞ける
  • 企業のことを社員目線で知り、選択できる

まとめ

主婦が正社員になるには、プライベートの時間が減り、生活リズムが大きく変わることは明らかです。それと同時に家庭や子育てのための経済的余裕や福利厚生のメリットを長期的に見て受けることができることがメリットであることも見てきました。
正社員になるには周囲の理解と協力が必要不可欠です。自分を受け入れてくれる企業をしっかりと判断しながら、自分自身のキャリアや人生をどう過ごしたいのかをもう一度見つめ直すことで新しい可能性が広がるかもしれません。

※1エン・ジャパン株式会社が運営するお仕事まとめサイト『女の求人マート(https://womanmart.jp/)』が2015年に子持ち女性639人を対象に行なったアンケート結果に基づく。

参考資料:
LiBz CAREER:https://ent.libzcareer.biz/
女の転職@type:https://woman.type.jp/
Wantedly:https://www.wantedly.com/

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